【最新2019】Lightsail+Route53 VPSでWordPress構築のすすめ

AWS
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皆さん、こんにちは。たらこです。

このブログを立ち上げるためにいろいろ調査した結果、
Amazon Lightsail + Route53でWordPress構築をするのが最強という結論に達したので、
備忘録+紹介を兼ねて、選んだポイントをまとめました。

この記事のポイント

  • Lightsailの最小プランは512MB RAM、1vCPU、20GB SSDで3.5$とVPSとしては激安
    • 初期立ち上げとしては十分な性能
    • 当然、固定IP付き
  • LightsailにはWordPress初期インストール済みOSがある
    • 立ち上げだけなら10分、ドメイン取得してSSL化まで2時間あれば完了
  • Lightsailを使うならRoute53でドメイン取得をしたほうが管理が楽
    • 同じAWSで請求元が一緒のためランニングコストが分かりやすい
  • やっぱりこれからはAWSっしょ!!!

WordPressを立てるためのサーバをレンタルしよう

たらこ
たらこ

WordPressを自分で作ってみたいけど、サーバはどうしよう?

まずはサーバがないと始まりません。

自前で物理サーバを用意するのは非常にハードルが高いので、
今回はレンタルサーバ各社をいろいろと比較してみました。

激安!月額3.5$でVPSを契約できるAmazon Lightsail

たらこ
たらこ

レンタルサーバといっても色々あるな、困ったぞ……

2019年現在、レンタルサーバを提供している会社は大小さまざま存在します。
今回の選定において、ざっくりと条件は下記にして探しました。

  • 名前を知っている有名な会社
  • 月額の費用が安いこと

有名な会社としてAmazon、さくら、GMOの3社を比較しました

Amazon LightsailさくらVPSクラウドVPS by GMO
月額約400円(3.5$)685円780円(1年契約)
CPU1vCPU 1vCPU2vCPU
メモリ512MB 512MB1GB
ストレージ20GB SSD 20GB SSD50GB SSD
転送量制限1TB/月(以降追加料金)無制限無制限
固定IP111
備考1か月無料初期費用1,080円15日間無料

Amazon Lightsailは最小プランがコスパ最強

その中でAmazon Lightsailはコスパ最強の性能でした。

  • 月額3.5$
  • 1か月無料期間付き
  • 性能も他の会社とほぼ変わらず。
  • 今を時めくAWSの1サービス

Lightsailのみ転送量制限1TBとなっていますが、アクセス数の少ない初期は
気にする必要のないぐらいの制限になっていると思います。
ページの作りにもよりますが、1PVあたり1MBの通信だとすると、
10,000PV/日の転送量概算は大体300GB/月程度に収まります。

1日10,000PVになれば、転送量以外の部分にスペックの限界が出てくる状態になっているので
当面は気にしなくてよいでしょう。

ドル建て払いなので若干為替の影響は受けるとはいえ、お得すぎではないでしょうか…

Amazon LightsailはWordPressインストール済みOSが選べる!

この点が一番コスパが高いと感じた部分でした。
面倒なアプリケーションインストール作業が0で立ち上げることができるとのこと。
実際にはBitnamiが提供しているWordPressイメージを利用しているようです。

よって、私はレンタルサーバをAmazon Lightsailに決定しました。
AWS使ってみたかったしね。

AWS EC2とLightsailは何が違うの?

簡単に言えば

  • EC2は従量課金制のレンタルサーバサービス
  • Lightsailは月額課金制のレンタルサーバサービス

と考えればいいでしょう。
厳密にいうとちょっと違いますが、大体ニュアンスはあっていると思います。

EC2のほうがよりスペックを細かく選択することができ、使っていない時間は
インスタンス(契約しているサーバ)を止めることでコストカットすることができます。

しかし、時間単位あたりの料金はLightsailよりも高額なため、
Webサーバ等の24時間稼働させる用途には不向きで、場合によっては非常に高額な料金を
請求されることもあるため、内容を理解し用途に合わせて使う必要があります。

よって、個人ブログにはEC2は不向きであるといえます。

ドメイン取得も同じAWS内のRoute 53で!

たらこ
たらこ

ドメインはどこで取得しようかな?

ドメイン取得をどこでしようか悩む方も多いと思いますが、比較してみると
維持費用はどこもあまり変わりはありません。

というわけで、せっかくAWSを使うことにしたのだから、
ドメイン取得も同じAWS内のDNSサービスである「Route 53」を使うことにしました。
一番のメリットはランニングコストがサーバと一括で請求されることになるので、
管理が楽なところでしょうか。

Route 53の実際のドメイン取得費用は?

今回取得した.netのドメインは年間で11$でした。
日本円に直すと、現在だと大体1200円ぐらいでしょうか。
高くもなく、安くもなくといったところですね。

次年更新も変わらず11$のようです。

WordPress on Lightsailの実際の使い勝手はどう?

たらこ
たらこ

サーバも契約したし、ドメインも取得した!さあ、初期設定しよう!

サーバ初期設定→簡単なセキュリティ対策まで下記を行いました。

  1. Bitnamiバナー削除
  2. ドメイン設定
  3. WordPress新規ユーザ作成
  4. SSL化
  5. SSHポート変更

上記、全部設定を行うのにかかった時間はなんと、1時間でした。
特にSSL化はコマンド一発で終わるようにスクリプトが用意してあるのが驚きでした。
Amazonありがとう。Bitnamiありがとう。

ランニングコストは?

たらこ
たらこ

ランニングコストは月いくらぐらいだろう?

ランニングコストを計算しました。今回かかったのは下記。

月額料金
Lightsail 使用料3.5$
Route 53 ドメイン取得料(年間11$)約0.9$
Route 53 ホストゾーン使用料0.5$
4.9$

なんと約550円/月で維持できることになります。
安すぎない?Amazon、大丈夫?

それでいて、世界中の大企業が利用するAWSの安定性が手に入る。
いい世の中ですね。

まとめ:Lightsail+Route53でWordPressは最強というか、AWS最強

以上、今回はLightsail+Route53でWordPress構築が
安く簡単にできてしまうことを紹介しました。

どこのサーバをレンタルするかお悩みの方の参考になれば幸いです。

AWSをもっと勉強してから使いたいという方は、
私が学習のために読んだ下記の書籍がおすすめです

では、よいサイバーライフを!

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